みなさんこんにちは。
今回、先進技術で検証を実施する機会がありましたのでご紹介いたします。
きっかけは、とあるNPO法人様から「お菓子の梱包で困っている会社様がいる」
との問い合わせでした。
お菓子の梱包で困る??お菓子の梱包で当社がお役に立てることって・・・?
とにかく話をお聞きしましょうということで京都府下のとあるお客様先へ
お伺いしました。
そこでお伺いした内容は
- 納品されたお菓子の個数が注文量と合っているかカウントしたい
- 個数が違う場合があり、困っている
- 設備にカウンタなどを設置せずに、お菓子の写真を撮影し、カウントできないか
ちなみにお菓子画像はこちら
なかなか難しそう・・・。
学生時代に機械学習に取り組んでいた技術者へ相談し、画像認識を使用して検証することに。
詳細はこちら(当社導入事例)
ざっくり検証方法を解説すると・・・
- 「プラ」マークの特徴を覚えさせる
今回はお菓子のラベルに必ず「プラ」マークが含まれるので、「プラ」マークが存在する=1個のお菓子が存在する。と覚えさせました - 与えられた写真を1画素ごとに分解し特徴を抽出する
抽出された部分が〇か×か(今回は「プラ」マークかどうか)を判定します - 「プラ」マークがある部分をカウントする
検証後の画像がこちら
見事に検出漏れなしです!
ただし、誤検出や検出に時間がかかるなど課題はあり。
画像の特徴を認識して、画像を加工する。など使い方を考えればすごいことができそうです!