2020年12月19日にオンライン会場、東京会場(運営・登壇者のみ)、高知会場、福岡会場、北海道会場(運営のみ)のハイブリッド形式で開催された「SORACOM UG Explorer2020」に協賛・登壇いたしました。
COVID-19の影響で例年通りの開催はかないませんでしたが、当日の様子はTwitterやFacebookに「#soracomug」をつけて投稿され、オンライン画面にリアルタイムで感想などが表示されていました。
当日のアーカイブが公開されましたので、見逃された方、復習したい方は是非ご覧ください。
パネルディスカッション
パネルディスカッションは3部構成で、1部と2部ではそれぞれ都会軸、地方軸でパネルディスカッションを行い、3部で統括するという形で展開されました。
1部では日清食品ホールディングス株式会社 喜多羅さん、ネクストモード株式会社 里見さん、株式会社ソラコム 玉川さんをパネリスト、モデレーターを当社 エバンジェリスト辻が務めました。
新しい生活様式として各企業様がいかにスピード感を持って、テレワークを定着させていったか、物理オフィスの必要性など、今後の働き方、社会のあり方の着地点についてお話しされました。
その後、今回のハイブリッド形式会場のひとつ、北海道鶴居村の大石村長による鶴居村の紹介がされ、それぞれの参加者が別々の場所にいながら、北海道の自然に触れることができました。
当日流れた動画が共有されましたので、当ブログ記事にも掲載いたします。
2部ではロケスタ株式会社/コープさっぽろ 長谷川さん、花王株式会社 安川さん、高知県 武市さん、株式会社ヘプタゴン 立花さんをパネリストとして迎え、パラレルキャリアエバンジェリスト 常盤木さんをモデレーターに進められました。
各地方での取り組み、移住やワーケーションにおける個人または企業としてのあり方についてお話を聞くことができました。
個人的には「移住やワーケーションにおいて重要なのは能力の問題ではなく、覚悟の問題」との言葉が印象深かったです。
3部からは1部、2部でお話されたメンバーが全員参加してのディスカッションが行われました。昨年のSORACOM UG Explorer 2019でも感じましたが、皆様自由に発言をされており、とても学びの多いパネルディスカッションになっていました。
スポンサーセッション KYOSO
当社のスポンサーセッションではVieurekaを使った顔認証ソリューションについてご紹介させていただきました。
その他セッション・LT
その他気になったセッション、LTについてレポートします!
まずは保育施設での睡眠中園児見守りサービス「ルクミー午睡チェック」についてユニファ株式会社 赤沼さんによる事例セッションがありました。導入前、保育士さんたちは園児たちの寝相を5分ごとに確認し、その結果を表に手書きでチェックされていたそうです。うつ伏せ寝や体動の停止を専用アプリで可視化、監視。導入の際は全て設定を完了させた端末のみお渡しし、SORACOM Air SIMのセルラー回線によりどんなネットワーク環境でも等しく利用できるように開発され、現在約3200施設に導入されているそうです。
SORACOMセッションではSORACOM UGが5周年とのことでMVCが発表されました。受賞された3名の方はコミュニティの開設、運営やブログでのアウトプットなどSORACOMの普及に貢献された方々が選ばれていました。おめでとうございます!
また、毎年お馴染みの株式会社Fusic 毛利さんによるスポンサーLTが今年も進化していて、個人的にはすごくおもしろかったです。またSNS上でも「mockmock使ってみよう」とのお声もあり、LT発表のバリエーションがすごくためになりました。
ワークショップ
今年のテーマは「少し先の未来で発表されるSORACOMサービスのプレスリリース」でした。短い時間ではありましたが、各グループごとにテーマについて話し合い、最後は作成したプレスリリースを発表しました。
SORACOM UG Explorer2020のパネルディスカッションや各セッション・LTを経て、「食べられるSIM」や「記憶を共有できるSIM」など自由な発想でプレスリリースが作成されていました。
登壇者の皆様
例年のように一ヶ所の会場に集って、交流する形での開催はできませんでしたが、SORACOM UG運営の皆様により、どの会場から参加しても楽しく学べる場になっていました。