AIカメラ「Vieurekaで、できること」質問集【レポート第二弾】

2021年3月5日(金)にオンラインにて開催されました「Vieurekaで、できること」で参加者の方からいただいた質問をお届けします!!

Q:WSLのubuntsuでも開発できますか?

A:できます!

Q:元々入っている学習推論モデルだとなぜだめなんですか?

元々入っているのはオープンソースのものです。オープンソースではあまり認識されません。
ここから、さらに学習データを取得して精度を上げる必要があります。例えば室内で利用する場合は車や飛行機は外すようにすると精度を上げることができます。

Q:顔以外の認識できますか?例えば犬が1匹のときと2匹のときで行動分析をできますか?

A:行動分析はハードルが高いです。コンピューターにはインプットとアウトプットがあります。行動分析ではアウトプットが何かを定義しないといけず、ペットがご飯を食べたかどうか、餌場に犬が来たかどうか、もしくはお皿の中が空になったかどうかなどで判断できそうです。

Q:今のAIのレベルはどのくらいですか?

A:今現在は3歳程度の知識レベルです。ドラえもんみたいなAIはまだ開発されていません。今現在の3歳程度の知識レベルで、できることを一緒に考えていきましょう。

Q:AIのアルゴリズムの再学習、鍛えるとはどういうことをしますか?作業の難易度を可視化できるようにしてみたいです。

例えば、作業の難易度はどうやって検知するかをまず考えてみましょう。
まばたきの回数を数えるとかでしょうか?もしそのようなアプリがない場合は開発が必要になります。
そもそも、あなたが判断できないことはAIカメラも判断できません。
現在のAIは説明可能なAIが主流です。判断基準があきらかであることが必要条件になります。

Q:工場で生産性向上のAI活用が言われているが、作業効率化のためにどうしたらよいでしょうか?そもそも、どう設定したらよいかわかりません。

A:まずはAI無しで出来ることをやってみましょう。
利用している例としては
姿勢検知より右手を動かしてから左手が動くはずなのに、別の動きを検知している→
これは問題があるに違いない→じゃあ直そうという動きができる
繰り返し同じような作業をするケースだと、認識しやすいです。

Q:Vieurekaのようなアプリを作る工数はどのようなものになりますか?

A:1から作ろうとすると結構大変だと思います。専門会社のスキルが必要になります。
ただ、まずは自分たちでやってみて、少しずつ作成するのは、とても良いと思います。

Q:VieurekaにGPUは搭載されていますか?

A:ハイ、搭載されています。MARIという組み込み系のGPUが入っており、Open CLTで操作可能です。
UBSの拡張インターフェースを利用すれば、他のGoogle製のエクサレーションエンジンなども利用可能です。
TensorFlow Liteも動かせます。

Q:VieurekaカメラはPCに繋いでいないと動かないんですか?

A:開発段階ではPCに繋がないと動きません。開発が終わった段階で、PCは不要になります。

Q:顔認証以外で何ができますか?

A:手の動きを判定したり、骨格判定など、サンプルアプリが10個入っています。
 それ以外にも陳列商品の動線を確認することもできます。

Q:防水防塵のカメラを発売する予定はありますか?

A:雨風がしのげるようなハウジングを提供予定です。
 Viurekaパートナーと共同開発した別カメラも開発されています。

Q:Viurekaの商品名やロゴの意味を教えてください。

「View(見る)」と古代ギリシャ語「eureka(みつけた!叫んだ言葉)」の組み合わせでVieurekaと名付けました。
ロゴは、その発見したときの気持ちやひらめきを表しています。


今後もVieureka活用についてのセミナーは開催する予定です。Vieureka顔認証ベーシックパックの導入や画像認証を使ったサービスのご提案等ございましたら、お気軽に右下の「お問い合わせ」ボタンよりご連絡くださいませ。