KYOSO ゆるテックとは？
IoT.kyotoではチームでの技術共有の一環として「ゆるテック」という取り組みを実施しています。
「ゆるテック」とは、IoT.kyotoのメンバーが週に一回集まり、業務に役立つ知識や経験を気軽に共有し合う取り組みです。
技術的な話題だけでなく、メンバーの興味関心に基づいたさまざまなトピックを取り上げています。
「ゆるーく技術について共有する」というコンセプトで実施しており、ユーモアを交えた発表や、非常に専門的な発表などバリエーションにとんだ発表が可能なことが特徴です。
開始の背景
ゆるテックはメンバーの「もっと技術的な意見交換の場を作りたい！」という思いから始まった活動です。
「急速に変化する技術トレンドに対応する必要がある」「メンバーのスキルアップと相互理解を深める必要がある」といった思いからチームに提案し、実現した取り組みです。
2023年2月から始まり、すでに1年以上継続して実施しています。
ゆるテックを通じて私たちは多くの効果を実感しています。
導入の効果
ゆるテックを導入したことで、私たちは大きく2つの効果を実感しています。
- メンバーの隠れた才能や興味を発見
ゆるテックでは、普段の業務では見えないメンバーの興味や得意分野が発表を通して明らかになります。メンバー同士の理解が深まり、チームワークの向上につながっています。 - 多様な視点からの新しい刺激
IoT.kyotoは、お客様に新しい価値を提供することをミッションとしています。ゆるテックで多様な分野の知見に触れることで、メンバーは新しい発想や視点を得ることができます。この刺激が、革新的なサービス開発の原動力となっています。
私たちにとって、ゆるテックはメンバーの可能性を引き出し、新しい発想を生み出すきっかけとなる重要な取り組みとなっています。
ゆるテックの発表サマリーをご紹介
2023年には以下の発表がありました。これでも内容を抜粋しているのですが、本当に幅広いテーマの発表がありますね。
- VisionTransformer(ViT)は 何をみてるのか
- ChatGPTはビジネスにどう使われていくのか？
- AutoMLって何やねん
- 「モダンアプリケーション」ってなに？
- お金をかけずに英語を上達させたい
- コンテナとLambdaの使い分け
- 本格的なAI案件に取り組んでみていて思うこと
- 一周回って データベースの存在意義を考える
- xR（クロスリアリティ）
- センスうんぬんだけじゃないはず色の話
以降は2024年の発表から個人的によかった発表をピックアップしてご紹介します。
もし興味があるテーマがあれば、深掘りして調べてみてくださいね。
発表テーマ：ゆるくなんとなくわかるSEOの話
IoT.kyotoのホームページを運用しているマーケティング担当からの発表です。開発メンバーにもわかりやすいように、SEO(検索エンジン最適化)について紹介してくれました。エンジニアとマーケティングでは業務が異なり、多くの学びがありました。特にGoogleの品質評価ガイドラインのE-E-A-Tは初めて知りました。
発表後には、メンバーから「サイトURLがSEOに影響するのか」「SEO向上のためにどういう点を意識したらいいのか」といった具体的な質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。
発表テーマ：ドキュメントを一目でわかるようにしたい〜レイアウト基礎を学ぶ〜
皆さん議事録書いてますか？書いた議事録を見返した時に、欲しい情報がどこに書いてあるのかすぐにわからなくてイライラした経験はありませんか？
実際に欲しい情報を得るにはどうしたらいいか？メンバーがレイアウトを意識して、わかりやすい議事録の作成に挑んでくれました。
発表の中でダメな議事録の例（箇条書きの多用、まとめすぎ）と改善後の議事録の例（段組の考え方、文字の色を変えてみる）を対比する形で説明されており、なるほど！と思う内容でした。
そもそも、何のために議事録を書くのか？最近は自動文字起こしのツールなどの精度も上がってきているので、今後はこういったツールの導入も検討してみては？といった意見も出ました。数年後には人が議事録を作る未来はなくなっているかも？
最後に
IoT.kyotoの取り組み「ゆるテック」についてご紹介しました。
この活動を通して、メンバーそれぞれが興味がある内容を知ることができたり、普段の業務では得られない気づきを得ることができるので、とても有意義な取り組みです。
また、この活動は週1回の頻度で実施しています。ゆるテックの内容は今後も定期的にブログで公開予定ですので次回の更新をお楽しみに！
