IoT.kyotoの情報共有の取り組み『ゆるテック』について紹介します ~連載第1回~

ゆるテックとは?

IoT.kyotoではチームでの技術共有の一環として「ゆるテック」という取り組みを実施しています。
「ゆるテック」とは、IoT.kyotoのメンバーが週に一回集まり、業務に役立つ知識や経験を気軽に共有し合う取り組みです。
今回は発表を紹介するブログの第1回目です!
開始の背景や導入の効果については以前のブログ記事にて紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。

ゆるテックの発表サマリーをご紹介

2024年6月に発表されたものをご紹介します。
もし興味があるテーマがあれば、深掘りしてみてください!

  • Bunはいいぞ?
  • 「考える」について考える
  • ゆるテック座談会_テレワークは若手の成長を阻害してるのか?
  • プレゼンテクニック

以上の発表内容から、今回は「ゆるテック座談会_テレワークは若手の成長を阻害してるのか?」をピックアップして紹介します。

私たちの部署でのテレワーク一般化が進む中で、若手社員の成長にどのような影響があるのかを検討するための座談会を開催しました。目的は多様な意見を集約し、今後の研修やOJTに活かすための意見交換を行うことです。
座談会のテーマは「テレワークは若手の成長を阻害しているのか?」で、以下のような意見が交換されました!

1、コミュニケーションの難しさ
「オンラインでは簡単な質問でも手間がかかり、対面のように気軽に声をかけにくい。」という意見がテレワーク以降に入社した社員から上がりました。しかし、「オフラインでも声をかけるタイミングや、誰に声をかけるかを考えるオフライン特有の難しさがある」という意見もありました。

2、関係性の構築
「上記の内容は関係性の構築さえできていれば、難しくないのでは」という意見がありました。この内容は「お互いの人となりがわかりさえすれば質問やフォローの仕方がわかり、コミュニケーションの壁がなくなるのではないか」という意見にまとまりました。
また「最初はオフラインでのコミュニケーションが重要であり、最初は出社して関係性を構築することが望ましい」ということも話題に上がりました。

3、管理者の悩み
「その人が実際にどんな作業をしているのか見えにくい」、「困っているのか見えにくいので管理業務が難しい」という作業管理についての意見がありました。
「管理側もリモートに慣れていないと、うまく教育指導ができないので慣れる必要がある」という課題についても発見することができました。

4、精神面での影響
一般的にテレワークでは孤独感や不安が増すという調査結果が出ています。特に若手社員にとっては慣れない環境で精神的な負担がかかることも多いため、「定期的な相談の場や、カメラONにした会話の機会を増やすのはどうか」といった意見がありました。

この座談会は、様々な立場の人から実際の声を聞く貴重な機会となりました。若手社員からベテラン社員まで多様な視点から意見が交わされ、お互いが思っていることや、難しさなどを共有し、テレワークでのコミュニケーションや仕事の進め方を考えるきっかけになりました。
私はこれまでリモートワークで何かを教える立場になったことがないため、先輩や上司の意見を聞けたことは、非常に貴重な機会でした!

最後に

IoT.kyotoの取り組み「ゆるテック」の2024年6月の取り組みについてご紹介しました。
今月は、部署内で行った座談会の内容をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。普段の業務では得られない気づきやアイデアを共有する場として座談会はとても有意義です。ぜひ、皆さんもこのような機会を設けてみてください。
次回は7月に更新予定ですので、次回更新をお楽しみに!