FlashAir でヒゲが生えるデモを開発しました!

はじめに

2018年8月に開催されたCloud Express Roadshow に併せて FlashAir を用いた IoT スターターパックのデモを製作しました。
既に展示会等の当社ブースでこちらのデモを体験された方もいらっしゃると思いますが、改めてデモ製作担当者に話を聞きました。

 

FlashAir デモ製作担当 秋田(1年目!)
 

FlashAir デモ とは

FlashAir を使ったフジテック様の事例から派生して、「IoT スターターパック FlashAir パターン」をよりわかりやすく説明できるように作成したデモです。

デモの内容

・FlashAir を搭載したカメラで撮影した画像データを LTE ルーターを経由して AWS クラウドへ渡します。
・画像分析機能である「Amazon Rekognition」で、写っている人物の顔を認識、性別を分析します。
・男性には口元に「ひげ」、女性にはほっぺに「くるくる」をつけて、Amazon S3 に画像データを渡し、その画像データを画面に表示させます。

 
<実際の FlashAir デモ結果〜展示会での様子〜>
  
 

以下がこのデモのアーキテクチャです。


 
このようにデバイスに FlashAir を搭載し、データを画面に可視化する一連の流れは IoTスターターパック FlashAir パターンでご用意しています。

また、展示会用のポスターも同時に作成しました。
 

 

今後の課題

FlashAir デモではカメラで写真を撮ってから、画像処理をしたデータが画面に表示されるまで、はじめは4分ほどかかっていました。現在は少しずつ改修を進めて約1分まで短くしました。今後更に結果を表示する時間を短くするための改修をする予定です。

デモを製作してみて

FlashAir にはデバッグ方法がほとんどなく、うまくいかない原因をなかなか特定できず、大変でした。
デモを製作することで、AWS のサービスを利用する一連の流れだったり、初めて触れる言語だったり、アーキテクチャをひとりで作成することができたり、学べたことも多かったです。

実際に展示会で体験していただくのを目にする機会もあり、おもしろいと思ってもらえている手応えもあります。今後、このデモをきっかけに IoT スターターパックの FlashAir パターンの案件が増えることも期待しています。


インタビューありがとうございました!

今後もこちらのデモは展示会等で展示品としてお持ちしますので、気になる方は当社ブースでぜひ、お試しください。

FlashAir を用いた IoT プロジェクトについてのご相談等もこちらからお気軽にお問い合わせください。