トレノケート様共催オンラインセミナー内「DX事例に学ぶ 新たなケイパビリティ(組織能力)の獲得とクラウド活用」に登壇いたしました!【レポート】


2021年9月17日(金)、トレノケート様共催 クリエイティブな組織づくりに必要なクラウドを4時間で学ぶ無料セミナー「AWS Discovery Day」を開催し、「DX事例に学ぶ 新たなケイパビリティ(組織能力)の獲得とクラウド活用」に登壇いたしました。

今回の当社登壇内容についてはアーカイブ動画をご用意いたしましたので、当日ご参加いただけなかった方、最後までご視聴いただけなかった方はぜひご覧ください。

アーカイブ動画



登壇内容


今回のテーマにある「ケイパビリティ」の説明と具体的な例を用いて、ケイパビリティ(企業が持つ強み)によってイノベーションにどう対応していくか。カメラを例として、フィルムカメラからコンパクトデジタルカメラ、現在はスマートフォンのカメラ機能が主流となっており、近年では短期間で破壊的イノベーションが起こっている製品と言えます。このような破壊的イノベーションの波に対して順応できた企業、順応できずに倒産してしまった企業がありました。この違いは何なのか、イノベーションのジレンマが起こった時に対応できる組織能力とはどのように育てていくのかをIoT.kyotoの社員育成やプロジェクトの進め方などを例にクラウドのアジリティ(俊敏性)やスケーラビリティ(拡張性)を最大限活用している、という内容をお話しさせていただきました。



以前当サイトでご紹介した御在所岳ワーケーションツアーのWEBアプリは配属2ヶ月目の新入社員トレーニングの一環で作成しました。配属1ヶ月目で自己紹介ページを作成していた2人がセンサーデータのクラウドでの収集、可視化、アプリ画面デザイン、実装までIoTに必要なプロセスを一通り経験してもらい、ワーケーションツアー当日に間に合うよう、1ヶ月で完成できました。



セミナー内でも紹介しましたが、この取り組みについて実際に手を動かした2人がアウトプットしたブログを公開しています。詳細は下記ブログをご確認ください。

GPSマルチユニットのウェブアプリ作ってみた!



クラウドを用いることで素早くライトにIoTを実践し、課題を解決できるかを検証することが可能です。これはエンジニアの育成でも、「とにかくやってみる」という文化の基盤にもなります。仮に失敗してしまったとしても、失敗したパターンは一旦捨ててしまって、次のパターンに挑戦しやすくなります。新しい技術はやってみないとわからないことも多いです。新たな技術が引き起こす破壊的イノベーションに対応するにはこの「とにかくやってみる」の文化が重要です。