複数地点に設置した風向風速計のデータを集約、パトランプを活用したアラート発報により、安全性の向上を実現

顧客

 櫻島埠頭株式会社様

概要

港湾荷役事業で利用する大型海上クレーン上には風向風速計が設置され、得られた風向・風速データをもとに、作業の中断や中止を判断しております。この判断が遅れてしまうと重大な事故に繋がる可能性があります。そのため、迅速かつ正確に判断を行い、より強固な安全性を確保するべく、大型海上クレーン上、及び本社変電所棟の観測地点に設置した風向風速計のデータをリアルタイムに遠隔で管理するシステムを開発いたしました。

構成図

MORAT GWを利用し、データをクラウドへ送信、閾値を超えている場合はMORAT GWから無線通信機で接点モジュールへパトライトの点灯・消灯を指示する信号を送信します。

主な機能

  1. ダッシュボード画面
    複数地点をプルダウンでの切り替えが可能です。
  2. 発報閾値を設定

    設定画面にて風速条件、点灯及び消灯条件を細かく設定できます。
  3. メール・パトランプによる発報
    設定した閾値を超えると、アラートメールを送信するのと同時にパトランプを点灯させ、作業員の方々にもわかりやすく作業の中断・避難を促すことができます。
  4. 風向・風速、パトライトの点灯・消灯、履歴データをCSV出力


今後も安全性の向上を目指し、IoT.kyotoはご支援を続けてまいります。